Pushwooshは、エンゲージメント施策をプッシュ通知中心で運用しているチーム向けに、新しいプッシュ通知プラットフォーム料金プラン「Push only」を発表しました。月間アクティブユーザー(MAU)1,000人あたり$7、毎月最初の1,000MAUは無料、プラットフォーム手数料は一切かかりません。しかも機能は簡易版ではなく、セグメント配信、Customer Journey Builder、A/Bテスト、分析まで含むフルセットです。対象チャネルはモバイルプッシュ、アプリ内メッセージ、ウェブプッシュのプッシュファミリー全体。料金体系を絞り込みつつ、認証まわりを含めた製品の完成度は落としていません。
料金体系
MAU 1,000人あたり$7。毎月最初の1,000MAUは無料です。課金はアプリ単位ではなくアカウント単位のため、複数アプリを運営している場合はユーザー数と無料枠を共有できます。
プラットフォーム手数料は追加されません。機能を有料オプションで切り出す設計でもありません。
含まれる機能
モバイルプッシュ、アプリ内メッセージ、ウェブプッシュの3チャネルすべてが対象で、送信数の上限はありません。課金基準は配信先のオーディエンス規模のみで、送信したメッセージ数では変動しません。
プラットフォーム機能は標準搭載で、追加購入は不要です: セグメント配信、Customer Journey Builder、A/Bテスト、分析、タグとイベントトラッキング。プロダクト全体をプッシュ系チャネルの価格で提供します。
MAUの数え方
Push onlyプランにおけるMAUとは、その月にプッシュ通知・アプリ内メッセージ・ウェブプッシュのいずれかでメッセージを送った、重複のないユーザー数を指します。カウントは配信時点で行われ、User IDで重複排除されます。同じユーザーに同じ月内でモバイルプッシュとウェブプッシュの両方を送っても、MAUは1人としてカウントされます。
月間コストの目安は次のとおりです。
| 配信したユーザー数 | Push only 月額費用 |
| 5,000 | $28 |
| 25,000 | $168 |
| 100,000 | $693 |
最初の1,000MAUは無料、それ以降はMAU 1,000人あたり$7です。実際の数字は料金計算ツールで試算できます。
こんなチームに向いています
使わないチャネル分まで料金を払いたくない、プッシュ・アプリ内メッセージ・ウェブプッシュだけで十分というモバイルアプリチーム向けのプランです。特にMAU 5万以上の中堅〜大企業では、稟議や情シス審査を通すために第三者認証やデータ所在地の説明が求められることが多く、そこはPush onlyでも変わりません。Pushwoosh全体としてSOC 2 Type IとISO 27001:2022を取得し、GDPRに準拠、データセンターはEUと米国で運用しています。個人情報保護法(APPI)専用の認証ではありませんが、国際水準のこれらの認証はAPPIが求めるデータ保護水準への対応にもそのまま活用できます。料金を下げるために、こうした審査対応力を犠牲にしていません。
たとえば、複数の海外マーケットでECアプリを展開する中堅小売企業のCRMチームや、月間MAUが数十万規模のゲームアプリパブリッシャーであれば、プッシュ・アプリ内メッセージ・ウェブプッシュの3チャネルだけで日々の再エンゲージメント施策の大半をカバーできているケースが多く、Push onlyの対象にちょうど当てはまります。
このタイミングでの発表には理由があります。業界内で最近相次いだ料金改定を受けて、多くのチームがアクティブユーザーあたりの実コストを見直し、現行プランでの「アクティブユーザー」の定義そのものを確認し直す動きが広がっています。もし同じ状況であれば、比較すべきは見出しの価格よりも上記の定義部分です。そうした改定の一つを詳しく解説した記事はこちらにあります。
プッシュだけでは足りない場合
同じ課金モデルを採用する隣接プランも2つ用意しています。
- Omnichannel — MAU 1,000人あたり$13。プッシュ・メール・SMS・WhatsAppを横断配信し、重複排除した1つのユーザー数として一括カウントしたい場合に。
- Email only — 月間の重複のない受信者1,000人あたり$5。メールが主力チャネルの場合に。
いずれのプランもアカウント単位の課金で、MAUプランと同じく最初の1,000人は無料です。
今すぐ始める
クレジットカード不要、毎月最初の1,000MAUまで無料で始められます。
他のプラットフォームからの移行をご検討の場合は、移行ガイドで既存オーディエンスの引き継ぎ方法を含め、1日で完了する切り替え手順をご確認いただけます。