10月は大型アップデートから始まります。Inboxが単独で配信できるチャネルになり、稼働中のジャーニーはバージョンを保持するようになり、Live Activitiesがジャーニーキャンバスに加わりました。さらに、ジャーニーが成果を上げていることを証明する新しい方法も登場しました。
変更点は以下のとおりです 👇
稼働中のジャーニーを安全に編集 🚀
変更点: これまでは、稼働中のジャーニーの構造を変更すると、すでにジャーニー内にいる全員に影響が及んでいました。今回から、構造を編集した後にジャーニーを再開すると、Pushwooshが新しいバージョンを作成します。すでにジャーニー内にいるユーザーは開始時のバージョンで最後まで進み、新しいユーザーは最新バージョンに入ります。
Historyドロワー(キャンバス上の時計アイコン)には、すべてのバージョンがステータスとユーザー数とともに一覧表示され、誰が何を変更したかの変更履歴も残ります。特定のユーザーがどこにいるかを確認するには、Find user pathでUser ID、HWID、メールアドレス、電話番号、トークンから検索できます。
ポイント: すでに稼働中のジャーニーを、1週間停止したりゼロから作り直したりすることなく修正できます。
Inboxが独立したチャネルに 📥
変更点: これまでInboxはプッシュに付随するもので、メッセージは通知のコピーとしてInboxに届いていました。今回から、Inboxはプッシュ、メール、SMSと並ぶチャネルになりました。App Inboxメッセージは独自のコンテンツ、オーディエンス、スケジュールを持ち、プッシュを伴わずに直接Inboxに届き、Webとモバイルの両方に配信されます。
あわせて利用できる機能:
- Contentに専用エディター付きのInboxプリセットを追加。グリッド、3行、カルーセルのレイアウト、表示タイプ、カスタムデータをプッシュと同様に設定できます。
- 単発のInboxメッセージと、Customer Journey BuilderのApp Inbox要素。
- Inbox内のWebポップアップと、独立したApp Inboxチャネルでのフリークエンシーキャップ。トランザクションメッセージはキャップの対象外です。
- ジャーニー要素、メッセージ統計、メッセージ履歴での専用の統計:送信、到達、既読、クリック、削除。
🛠️ Web SDK 3.81.0、Android SDK 6.12.0、iOS SDK 7.0.40以降が必要です(カルーセルはiOS 7.1.2)。
ジャーニーキャンバスから直接Live Activitiesを配信 ⚡️
変更点: これまでジャーニーからロック画面に届けられるのはプッシュだけでした。今回からLive Activity要素が加わり、ライブカードの開始、更新、終了ができます。iOSのLive Activity、AndroidのLive Update、またはその両方を同じ要素から配信できます。
開発者がカードのスキーマをConfigure → Live Activity schemasで一度公開すれば、あとはすべてジャーニー内で完結します:
- イベント属性からカードのコンテンツを埋め込み、言語ごとにバージョンを用意。
- 複数のカードがある場合にどれを先に表示するかを決める関連度スコア。
- ユーザーのすべてのデバイス、または最後にアクティブだったデバイスのみへの配信。
- Startステップのコンテンツを引き継ぐUpdateステップとEndステップ。変更があった部分だけを入力すれば済みます。
- 終了したカードはすぐに非表示にできます。
活用例: 注文追跡。注文が確定すると、ジャーニーがロック画面にカードを表示します。ステータスイベント(梱包済み、配送中、まもなく到着)のたびに、別のプッシュを送る代わりに同じカードが更新されます。配達が完了するとカードは閉じます。
Live Activityを使うべき場面と、プッシュが適している場面については、プッシュとLive Activitiesの組み合わせ方のガイドをご覧ください。
プロジェクト全体を1画面で把握 📊
変更点: これまでプロジェクトの状況を確認するには、複数のセクションを見て回る必要がありました。新しいProject overviewでは、DAUとMAU、全チャネルでリーチ可能なユーザー数、1日目・7日目・14日目・28日目のリテンションに加え、PushタブとEmailタブを1ページにまとめて確認できます。Pushタブでは、実際にリーチできるユーザーまでのオーディエンスファネル、プラットフォーム別のパフォーマンス、フリークエンシーキャップを表示します。Emailタブでは、苦情率とバウンス率、カテゴリ別のパフォーマンス、メールボックスプロバイダー別の内訳も確認できます。
ジャーニーが実際に生み出す収益を確認 🎯
これまで、ジャーニーが効果を上げたのか、それともユーザーがいずれにせよコンバージョンしていたのかを明確に判断する方法はありませんでした。今回からそれが可能になり、しかも金額で測定できます。
Holdout split
キャンバスの任意の位置に追加すると、一定割合(1〜20%)のユーザーがその時点でジャーニーを離れ、以降そのジャーニーからメッセージを受け取らなくなります。要素とジャーニーのCampaign healthダッシュボードには、このグループと比較した各コンバージョン目標のアップリフトが、有意性バッジとともに表示されます。どのユーザーがどのブランチに入ったかをエクスポートすることもできます。
自動で計上される収益
すでに送信している購入イベントをPushwooshに指定し、価格と通貨を含む属性を選ぶだけで、すべての購入が収益として記録されます。収益はコンバージョン目標、RFMセグメント、ダッシュボードに反映されるため、売上とキャンペーンを手作業で突き合わせる必要がなくなります。詳細はこちら →
ポイント: オンボーディングジャーニーに価値があるのかと聞かれたとき、数字で答えられます。
ジャーニーとデータをより細かく制御 ⚙️
- サポートチケットなしでデータリクエスト。 個人データをご自身で削除できます。1人の購読者ならUser Explorerのカードから、一括の場合はMy account → Data requestsからUser ID、HWID、メールアドレスのCSVを使って削除します。削除前に一致するレコード数を確認でき、ログを期間、アプリ、実行者で絞り込んでCSVにエクスポートできます。詳細はこちら →
- セグメントジャーニーのエントリーを締め切り可能に。 これまでセグメントで開始したジャーニーは、いつまでもユーザーを追加し続けていました。今回から、エントリーの終了日を設定でき、ジャーニー一覧ではそうしたキャンペーンが新規参加の受付終了として表示されます。詳細はこちら →
- 国別のコントロールグループ。 これまでコントロールグループはユーザーベース全体から作成されていました。今回から、対象を国のリストに限定できます。除外されるのはその国のユーザーだけで、それ以外のユーザーには引き続きマーケティングメッセージが届きます。詳細はこちら →
- セグメントの識別子ですべての演算子に対応。 User ID、HWID、メールアドレス、電話番号、プッシュトークンで、値のリストを含むすべての演算子が使えるようになりました。詳細はこちら →
- Control PanelでWeb SDKを設定。 サイトのコードを編集する代わりに、SettingsのフォームでWeb SDKを設定し、連携コードもそこからコピーできます。新しいプロジェクトは統合Webプラットフォームで開始されるため、Safari用の個別設定は不要です。
チャネル・連携・コンテンツ ✍️
- Flight Status連携。 これまでフライトデータはご自身で取り込む必要がありました。今回から連携カードとして利用できます。予約時にフライトが登録され、ゲート変更、遅延、搭乗、出発、到着のたびに、各空港の現地時刻付きの
PW_FlightStatusChangedイベントとしてジャーニーに返ってきます。すぐに使えるジャーニーテンプレートと公開のサブスクリプションAPIも含まれています。詳細はこちら → - 画像とボタン付きのViber。 単発配信とジャーニーの両方で、Viberメッセージに画像とリンク付きボタンを追加できます。プロモーション用テンプレートがトランザクション用テンプレートと並んで表示され、編集可能なコンテンツとして開けるようになりました。詳細はこちら →
- メールのすぐそばにブランドブック。 メールコンテンツ一覧やエディターのメニューから直接開けます。ダークモード用のロゴを別途追加でき、Apple MailとOutlookではダークモード時にそのロゴが表示されます。新しいLogo headerブロックのデフォルトも、すべてのテンプレート向けに一度で設定できます。詳細はこちら →
- メールの翻訳をファイルでやり取り。 選んだ言語のテンプレート翻訳をCSVまたはJSONでエクスポートし、インポートし直す際に入力済みの内容を上書きするかどうかを選べます。Language / Subject / Preheaderパネルは折りたためるようになり、News cardブロックにはNewsletter digestプリセットが追加されました。詳細はこちら →
- タブを閉じてもAIアシスタントが回答を完成。 回答はWebプッシュで届き、戻ってきたときに表示されます。また、元に戻せない操作を行う前には確認を求めます。
- 見逃さないアラート。 Notification Centerのアラートが、Webプッシュでも届くようになりました。アプリのダッシュボードでは「送信済み、開封ゼロ」のメッセージにフラグが立ち、休眠中のプロジェクトで突然デバイス登録が始まった場合にもアラートが届きます。
新機能をぜひお試しください
上記の機能はすべて、すでにご利用のアカウントで有効になっています。
更新の全リストは、リリースノートでご確認いただけます。