Android 通知チャネル

アプリ全体ではなく、1 つのチャネルだけをミュートしてもらう

Pushwoosh は Android のプッシュ通知を、注文状況、キャンペーン、速報など、ユーザー自身が管理できるチャネルへ振り分けます。重要度とサウンドをカテゴリーごとに設定できるので、キャンペーン通知がミュートされてもアプリ全体の通知がブロックされることはありません。

正面から見た Android スマートフォン。通知シェードに 3 つのチャネルが並び、目立つヘッドアップ表示の注文状況アラート、控えめに表示されたキャンペーン通知、専用サウンドアイコン付きの速報アラートが表示されている

80,000 社以上の企業に信頼され、エンゲージメントの拡大を支えています

通知チャネルの全体像

Android の通知はすべて、いずれかのチャネルに属します。チャネルとは「キャンペーン」「注文状況」「速報」のように、ユーザーが自分で管理できるカテゴリーです。チャネルがあるからこそ、ユーザーはアプリ自体をブロックせずに、特定の種類のメッセージだけをミュートできます。

名前付きチャネルをサーバー側で作成

コントロールパネルの Android root params に pw_channel を追加するか、/createMessage の android_root_params に指定します。新しいチャネル名を含む最初のプッシュ通知が端末上にチャネルを作成するため、アプリのリリースは不要です。

標準で用意されるデフォルトチャネル

SDK は Android 8 以降のすべての端末でデフォルトチャネルを自動作成します。pw_channel が空でも、通知は必ず有効なチャネルに届きます。

重要度(Importance level)

Importance level フィールド(-2 から 2)で、通知到着時のチャネルの挙動を無音から完全なヘッドアップバナーまで設定します。この値が読み込まれるのは、チャネルが作成される時点の 1 回だけです。

チャネルごとのカスタムサウンド

pw_channel と android_sound(res/raw に配置したファイル)を組み合わせると、そのチャネルに届くプッシュ通知はシステム標準ではなく専用のサウンドで鳴ります。

設定できる項目

送信する内容効果設定場所
チャネル名初回送信時にチャネルを作成し、端末上に既にある場合はそれを再利用Android root params の pw_channel、または API ペイロード
重要度 -2 から 2ヘッドアップ表示の挙動を設定。チャネル作成時点で固定プッシュ通知の Importance level フィールド、または API で同じ値を指定
android_sound + pw_channelそのチャネルだけに専用の通知音を設定res/raw 内のファイル。拡張子なしのファイル名で指定
pw_channel を送信しないSDK がデフォルトチャネルを自動作成して使用設定不要。Android 8 以降で標準動作
送信する内容
1 / 4
チャネル名
効果
初回送信時にチャネルを作成し、端末上に既にある場合はそれを再利用
設定場所
Android root params の pw_channel、または API ペイロード
送信する内容
2 / 4
重要度 -2 から 2
効果
ヘッドアップ表示の挙動を設定。チャネル作成時点で固定
設定場所
プッシュ通知の Importance level フィールド、または API で同じ値を指定
送信する内容
3 / 4
android_sound + pw_channel
効果
そのチャネルだけに専用の通知音を設定
設定場所
res/raw 内のファイル。拡張子なしのファイル名で指定
送信する内容
4 / 4
pw_channel を送信しない
効果
SDK がデフォルトチャネルを自動作成して使用
設定場所
設定不要。Android 8 以降で標準動作

設定する場所

作成画面の 1 フィールド

Send-Push フォームまたはプリセットの Android root params にチャネル名を入力するだけです。新しいカテゴリーの追加にリリースも開発者も必要ありません。

API の 1 キー

/createMessage の android_root_params.pw_channel を指定します。チャネル専用の通知音には android_sound を併用します。

すべての Android 配信経路で同じロジック

同じ pw_channel ペイロードが FCM で機能し、代替ストア向けプッシュを通じて Huawei HMS と Amazon ADM でも機能します。

カスタマージャーニーの中での役割

1 つのジャーニーで 2 つのチャネルを運用

チャネルは、既に送信しているプッシュ通知の属性の 1 つです。そのため、個別の連携設定は必要ありません。トランザクション系の分岐では 1 つのチャネルを、プロモーション系の分岐では別のチャネルを指定し、どちらも他のモバイルプッシュ通知と同じオーディエンス、同じカスタマージャーニーで運用できます。

注文通知はしっかり鳴らし、セール告知は静かに

注文完了イベントがジャーニーを起動します。サイレントプッシュがバックグラウンドで配送予定を事前取得し、トランザクション系の分岐は高い重要度で「注文状況」チャネルを指定するため、ヘッドアップ通知として表示されます。

同じジャーニーの別の分岐では、標準の重要度で「キャンペーン」チャネルへ配信します。キャンペーンをミュートしたユーザーも、同じスマートフォンで注文通知は受け取り続けます。2 つは 1 つのアプリ内の別々のチャネルとして動作するからです。たとえば年末商戦のセール告知が増える時期でも、注文や配送の連絡は埋もれません。

活用シーン

チャネルの効果は、アプリが送る通知の種類が実質的にどれだけ多様かに比例します。単調な 1 種類の通知だけならほとんど効果はなく、賑やかなキャンペーン告知と控えめなトランザクション通知が混在するアプリで最も効果を発揮します。

業界分けるべきチャネル適している理由
モバイルゲームイベントとキャンペーン、ギルドとソーシャル、報酬、ライブ運営のお知らせ通知の種類が多く、Android のインストールベースが大きい
クリエイター、サブスクリプションアプリ新着コンテンツ、ソーシャルの反応、請求、キャンペーン購読者は登録した内容だけを受け取れる
EC、小売キャンペーン、注文と配送の状況、値下げアラートプロモーションとトランザクションを分ける定番の構成
マーケットプレイス購入者と出品者のメッセージ、注文状況、キャンペーン、出品アラート多者間のやり取りは自然に複数の通知種別になる
フィンテック、銀行不正利用と取引のアラート、明細、リマインダー、キャンペーン必ず届けるべきアラートと、任意のキャンペーンが並存する
メディア、ニュース、ストリーミング速報、トピック別配信、新着エピソード、キャンペーンAndroid 通知チャネルの典型的な活用例
業界
1 / 6
モバイルゲーム
分けるべきチャネル
イベントとキャンペーン、ギルドとソーシャル、報酬、ライブ運営のお知らせ
適している理由
通知の種類が多く、Android のインストールベースが大きい
業界
2 / 6
クリエイター、サブスクリプションアプリ
分けるべきチャネル
新着コンテンツ、ソーシャルの反応、請求、キャンペーン
適している理由
購読者は登録した内容だけを受け取れる
業界
3 / 6
EC、小売
分けるべきチャネル
キャンペーン、注文と配送の状況、値下げアラート
適している理由
プロモーションとトランザクションを分ける定番の構成
業界
4 / 6
マーケットプレイス
分けるべきチャネル
購入者と出品者のメッセージ、注文状況、キャンペーン、出品アラート
適している理由
多者間のやり取りは自然に複数の通知種別になる
業界
5 / 6
フィンテック、銀行
分けるべきチャネル
不正利用と取引のアラート、明細、リマインダー、キャンペーン
適している理由
必ず届けるべきアラートと、任意のキャンペーンが並存する
業界
6 / 6
メディア、ニュース、ストリーミング
分けるべきチャネル
速報、トピック別配信、新着エピソード、キャンペーン
適している理由
Android 通知チャネルの典型的な活用例

設定する価値がないケース

  • 新しいユーザーへのリーチ:チャネルは送信済みのプッシュ通知を分類するだけです。
  • iOS での利用:iOS ではチャネルは機能しません。同じ役割はTime-Sensitive や Critical の通知レベルが担います。
  • ヘッドアップ表示を後から有効にすること:重要度はチャネル作成時に固定されるため、挙動を変えるには新しいチャネル名が必要です。
  • ほぼ重複したチャネルを大量に作ること:煩雑に見え、ユーザーがグループ全体をミュートする原因になります。
  • 実質的に 1 種類の通知しか送らないアプリ:分けるものがないため、誰も使わない設定が増えるだけです。
どこに届くかはチャネルが決め、読まれるかどうかは文面が決めます

参考にしたいプッシュ通知 50 選。それぞれの文面とクリエイティブを紹介します。

事例を見る

対応プラットフォームと技術仕様

通知チャネルは Android 8.0 Oreo で導入された Android 専用の OS 機能です。iOS には登録するチャネルがなく、同様の役割はTime-Sensitive と Critical の割り込みレベルが担います。Web にも同等の仕組みはありません。最後の列は、Pushwoosh の仕組みがどこまでで、どこから OS のルールになるかを示しています。

機能iOSAndroidWeb提供元
通知チャネル–Android 8.0 Oreo(API 26)以降–OS ネイティブ機能、Pushwoosh SDK 5.4.0 以降
デフォルトチャネル–あり、自動作成–Pushwoosh SDK(Android 8 以降のすべての端末)
pw_channel による名前付きチャネル–あり、初回送信時に作成、アプリのリリース不要–Android root params フィールド、または /createMessage
チャネルごとのカスタムサウンド–あり–pw_channel + android_sound(res/raw 内のファイル)
Huawei と Amazon の端末でも同じ仕組み–あり、HMS と ADM 経由–代替ストア向けプッシュ
クロスプラットフォーム SDK ラッパー–Cordova/Capacitor、React Native、Unity、Flutter–ネイティブ Android ブリッジ経由
事前に必要な実行時権限–Android 13 以降、POST_NOTIFICATIONS–OS(チャネルを表示する前に必要)
同等の緊急度コントロールTime-Sensitive / Critical レベルチャネルの重要度(この機能で設定)–プラットフォームごとに別機能
機能
1 / 8
通知チャネル
iOS
–
Android
Android 8.0 Oreo(API 26)以降
Web
–
提供元
OS ネイティブ機能、Pushwoosh SDK 5.4.0 以降
機能
2 / 8
デフォルトチャネル
iOS
–
Android
あり、自動作成
Web
–
提供元
Pushwoosh SDK(Android 8 以降のすべての端末)
機能
3 / 8
pw_channel による名前付きチャネル
iOS
–
Android
あり、初回送信時に作成、アプリのリリース不要
Web
–
提供元
Android root params フィールド、または /createMessage
機能
4 / 8
チャネルごとのカスタムサウンド
iOS
–
Android
あり
Web
–
提供元
pw_channel + android_sound(res/raw 内のファイル)
機能
5 / 8
Huawei と Amazon の端末でも同じ仕組み
iOS
–
Android
あり、HMS と ADM 経由
Web
–
機能
6 / 8
クロスプラットフォーム SDK ラッパー
iOS
–
Android
Cordova/Capacitor、React Native、Unity、Flutter
Web
–
提供元
ネイティブ Android ブリッジ経由
機能
7 / 8
事前に必要な実行時権限
iOS
–
Android
Android 13 以降、POST_NOTIFICATIONS
Web
–
提供元
OS(チャネルを表示する前に必要)
機能
8 / 8
同等の緊急度コントロール
Android
チャネルの重要度(この機能で設定)
Web
–
提供元
プラットフォームごとに別機能

セキュリティとホスティング

Pushwoosh は米国とドイツにある自社ハードウェア上で稼働し、GDPR に準拠して運用されています。

ISO 27001:2022 CertifiedISO 27001 CertifiedGDPR CompliantData Privacy FrameworkHIPAA CompliantSOC 2 Type 2 CertifiedOWASP Compliant

仕組み

  1. 作成 (ノーコード)

    Send-Push フォームの Android root params にチャネル名を入力するか、Messages API で android_root_params.pw_channel を送信します。

  2. 初回に一度だけ設定

    新しいチャネル名を含む最初のプッシュ通知が、そのメッセージの重要度、サウンド、バイブレーション設定で端末上にチャネルを作成します。後から挙動を変えるには新しいチャネル名が必要なため、3 から 5 個のチャネル構成をあらかじめ設計しておきましょう。

  3. オーケストレーション (ノーコード)

    同じカスタマージャーニーの対応する分岐から各チャネルへ配信します。オーディエンスとプロフィールは他のメッセージングと共通です。

知っておきたい制限事項

Android の厳格なルールに従う分類の仕組みです。主な制約は以下のとおりです。

  • Android 専用です。iOS ではチャネルは機能せず、同じ役割はTime-Sensitive と Critical の通知レベルが担います。
  • 重要度、サウンド、バイブレーションはチャネル作成時に固定されます。同じチャネルへの後続のプッシュ通知では変更できないため、挙動を変えるには新しいチャネル名が必要です。
  • 最終的な判断はユーザーにあります。ユーザーはシステム設定でチャネルをミュートまたは完全にブロックでき、その設定をサーバー側から元に戻すことはできません。
  • Android 13 以降では、チャネルを表示する前に POST_NOTIFICATIONS の実行時権限が必要です。
  • Android 14 ではチャネルの重要度がユーザーに表示され、Android 15 では短時間に繰り返される通知が自動的に抑制されます。分類を誤ったチャネルはすぐにミュートされます。
  • チャネル名は自由入力のキーです。入力ミスがあると、意図したチャネルを再利用せずに新しいチャネルが作成されます。
  • サーバー側から見えるチャネル利用状況は下限値であり、カバー率の指標ではありません。デフォルトチャネルはペイロードに痕跡を残さないため、名前付きチャネルを使用している送信者の割合は公表していません。

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モバイルプッシュ通知

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代替ストア向けプッシュ

Google Play 非搭載の Android 端末にも届くプッシュ通知サービス。Huawei、HarmonyOS、Amazon Fire へ FCM、HMS、ADM 経由で配信し、メールや SMS へのフォールバックにも対応。

インタラクティブプッシュ

配信中のプッシュ通知にラベル付きのアクションボタンを追加し、承認、受け取り、追跡を 1 タップで。iOS 用のボタンセットはノーコードで作成し、既存のキャンペーンとジャーニーから送信できます。

Time-Sensitive と Critical の通知

既存のプッシュ通知に iOS の割り込みレベルを設定し、不正利用アラートや搭乗ゲート変更を集中モードと時刻指定要約に埋もれさせません。設定はノーコードで可能です。

カスタマージャーニービルダー

1 つのビジュアルツールでキャンペーンを設計し、効率化します。Pushwoosh カスタマージャーニービルダーを使用して、顧客とのコミュニケーション、エンゲージメントの向上、リテンション、コンバージョン、セグメンテーション、実験を行います。

アプリアイコンバッジ

アプリアイコンに正確な未読件数を表示。件数の指定、+1 での加算、0 でのクリアを Badges フィールドや ios_badges API キーで設定し、既存のキャンペーンとジャーニーで運用できます。