Android の Live Updates

進捗をリアルタイムで見せる

注文、配車、試合の進行に合わせて内容が書き換わる、Android 16 の 1 つの通知。アプリが閉じていても、Pushwoosh がサーバーから開始、更新、終了を行います。

3 台の Android スマートフォン画面に表示されたライブ通知カード。配達員ステップのフードデリバリー、ドライバー到着 2 分前の配車、時計が進む試合スコア

80,000 社以上の企業に信頼され、エンゲージメントの拡大を支えています

フォーマットの全体像

通常のプッシュ通知は 1 つの内容を 1 回伝えるだけなので、5 段階の注文なら通知が 5 件になります。Live Update はアクティビティ全体に 1 枚のカードを表示し、それを書き換え続けます。ロック画面には古い通知の束ではなく、常に現在のステップが表示されます。

進行中のカードは 1 枚

アクティビティにはロック画面と通知シェードで 1 つの通知が割り当てられ、以降の更新はカードを追加せずにそのカードを書き換えます。

動くプログレスバー

Pushwoosh は Android ネイティブの Notification.ProgressStyle で描画するため、バー、その値、色分けされたセグメントは OS 本来の部品そのものです。

ステータスバーのチップ

アクティビティの実行中は、Android がステータスバーにコンパクトなインジケーターを表示し続け、他のアプリを使っている間も確認できます。

タイムアンカー

更新にタイムアンカーを含められるため、サーバーからの更新の合間もカードが到着予定時刻まで自動でカウントダウンします。

ライブカード上のアクションボタン

SDK モジュールがプログレスと並べてボタンを配置するため、カードから直接地図を開いたり配達員に電話したりできます。

独自のデザインで描画

LiveUpdateProgressStyleProvider が描画をアプリに委ねるため、色、アイコン、セグメントラベルを自社のデザインに合わせられます。

Live Update はプッシュ通知と画面のどこに位置するのか

メッセージの性質送るもの表示される場所
1 回だけ伝える状態の変化通常のプッシュ通知バナー、その後に通知シェード
画像で見せる価値のある変化リッチメディアプッシュ展開された通知
タップ 1 回で選べる選択肢インタラクティブプッシュ通知上のボタン
数分から数時間続く進行中のアクティビティLive Update自ら書き換わる 1 枚の進行中カードと、ステータスバーのチップ
ユーザーが後で見返す記録メッセージ受信箱アプリ内のリスト
詳細、フォーム、レイアウトアプリ内メッセージアプリ内の全画面
メッセージの性質
1 / 6
1 回だけ伝える状態の変化
表示される場所
バナー、その後に通知シェード
メッセージの性質
2 / 6
画像で見せる価値のある変化
表示される場所
展開された通知
メッセージの性質
3 / 6
タップ 1 回で選べる選択肢
表示される場所
通知上のボタン
メッセージの性質
4 / 6
数分から数時間続く進行中のアクティビティ
送るもの
Live Update
表示される場所
自ら書き換わる 1 枚の進行中カードと、ステータスバーのチップ
メッセージの性質
5 / 6
ユーザーが後で見返す記録
表示される場所
アプリ内のリスト
メッセージの性質
6 / 6
詳細、フォーム、レイアウト
表示される場所
アプリ内の全画面

ジャーニーの中で果たす役割

両プラットフォームを 1 つのジャーニーで

Live Update は、すでに送っているメッセージの属性の 1 つです。オーディエンス、トリガー、セグメント、顧客プロフィールはそのままで、アクティビティの進行中にそのメッセージをどう見せるかをフォーマットが決めます。

Android 16 のデバイスにはライブカード、iPhone には Live Activity、古い Android 端末には通常のプッシュ通知が届きます。いずれも、プッシュ通知、アプリ内メッセージ、メールを運用しているのと同じカスタマージャーニーから配信されます。iOS ユーザーが多い日本市場でも、Android と iPhone を 1 つのジャーニーでまとめて扱えます。

注文を最初から最後まで

店舗が注文を受け付けると、ジャーニーが最初のステップでカードを表示します。

サイレントプッシュがバックグラウンドで配達員のデータを準備します。ユーザーには見えないため、次の更新では実際の名前と到着予定時刻が表示されます。調理中、配達員決定、到着 2 分前と同じカードが書き換わり、配達完了のイベントでカードが閉じます。

Android 16 未満の端末では、同じジャーニーが各ステップで通常のプッシュ通知を送り、どちらの分岐もメッセージ受信箱に領収書を残します。

活用シーン

Live Update が活きるのは、何かが実際に進行中で、ユーザーがすでにその結果を待っているときです。告知、オファー、ユーザーが自分で始めていないものには通常のプッシュ通知が適しており、この表示領域に関する Google のポリシーも同じ立場です。

場面カードに表示する内容ユーザーの行動
フードデリバリー:進行中の注文受付、調理中、配達員決定、到着まであと数分ロック画面のまま配達員が近づく様子を確認
配車アプリ:乗車中ドライバーの移動、到着予定時刻、乗車の進捗地図に戻らずロック画面をちらっと確認
EC:購入後発送、配達中、あと数か所、配達完了通知シェードで荷物を追い、在宅すべき時間を把握
マーケットプレイス:複数の注文出荷ごとに 1 枚のカード、それぞれに出品者別々の日に届く荷物を管理
航空会社:フライト当日搭乗ゲート、搭乗開始、遅延、手荷物受取所騒がしいターミナルでもロック画面でゲートを確認
スポーツ中継:試合中スコア、試合時間、ピリオドスマートフォンをロックしたままサッカーやクリケットを追う
スポーツベッティング:試合中のベットベットの状況、ライブオッズ、キャッシュアウトの期限期限が終わる前にキャッシュアウト
銀行:送金処理中送金の進捗、カードの配送状況スマートフォンをポケットに入れたまま着金を確認
訪問サービス:技術者の移動中移動中、到着予定時刻、到着何時に在宅すればよいか迷わない
エネルギー:近隣の停電障害確認、作業員到着、復旧予定時刻サポート窓口に電話せずに状況を把握
場面
1 / 10
フードデリバリー:進行中の注文
カードに表示する内容
受付、調理中、配達員決定、到着まであと数分
ユーザーの行動
ロック画面のまま配達員が近づく様子を確認
場面
2 / 10
配車アプリ:乗車中
カードに表示する内容
ドライバーの移動、到着予定時刻、乗車の進捗
ユーザーの行動
地図に戻らずロック画面をちらっと確認
場面
3 / 10
EC:購入後
カードに表示する内容
発送、配達中、あと数か所、配達完了
ユーザーの行動
通知シェードで荷物を追い、在宅すべき時間を把握
場面
4 / 10
マーケットプレイス:複数の注文
カードに表示する内容
出荷ごとに 1 枚のカード、それぞれに出品者
ユーザーの行動
別々の日に届く荷物を管理
場面
5 / 10
航空会社:フライト当日
カードに表示する内容
搭乗ゲート、搭乗開始、遅延、手荷物受取所
ユーザーの行動
騒がしいターミナルでもロック画面でゲートを確認
場面
6 / 10
スポーツ中継:試合中
カードに表示する内容
スコア、試合時間、ピリオド
ユーザーの行動
スマートフォンをロックしたままサッカーやクリケットを追う
場面
7 / 10
スポーツベッティング:試合中のベット
カードに表示する内容
ベットの状況、ライブオッズ、キャッシュアウトの期限
ユーザーの行動
期限が終わる前にキャッシュアウト
場面
8 / 10
銀行:送金処理中
カードに表示する内容
送金の進捗、カードの配送状況
ユーザーの行動
スマートフォンをポケットに入れたまま着金を確認
場面
9 / 10
訪問サービス:技術者の移動中
カードに表示する内容
移動中、到着予定時刻、到着
ユーザーの行動
何時に在宅すればよいか迷わない
場面
10 / 10
エネルギー:近隣の停電
カードに表示する内容
障害確認、作業員到着、復旧予定時刻
ユーザーの行動
サポート窓口に電話せずに状況を把握
フォーマットは仕事の半分。残りの半分は、そこに何を載せるか

参考にしたいプッシュ通知 50 例。成果につながった文面とクリエイティブを紹介します。

事例を見る

プラットフォームと技術的な対応範囲

自動更新されるライブカードは新しい機能のため、まず自社のインストールベースと対応バージョンの下限を照らし合わせてください。最後の列は、プッシュ通知自体がフォーマットになる場合と、アプリにすでに組み込まれた仕組みを動かすだけの場合を示しています。

機能AndroidiOSWeb提供元
その場で更新される進行中のカードAndroid 16(API 36)iOS 16.1 以上、Live Activity として–プッシュ通知。SDK が OS のライブ通知 API で描画
ネイティブのセグメント型プログレスバーAndroid 16、Notification.ProgressStyle自社の ActivityKit ウィジェット–OS の部品をラップする pushwoosh-liveupdates 6.9.0 以上
常時表示のコンパクトなインジケーターステータスバーのチップDynamic Island、iPhone 14 Pro 以降–ライブ通知をもとに OS が表示
サーバー主導の開始、更新、終了対応対応–Messages API の OPERATION_START、OPERATION_UPDATE、OPERATION_END
アプリからのカードの消去endLiveUpdate(id)、endAllLiveUpdates()対応–アプリ内の PushwooshLiveUpdates ファサード
ライブカードのブランドスタイリングLiveUpdateProgressStyleProvider自社のウィジェットコード–SDK から呼び出される自社のアプリコード
Android 15 以前–、SDK の呼び出しは何も実行されないn/a–同じジャーニー上の通常のプッシュ通知またはメッセージ受信箱
機能
1 / 7
その場で更新される進行中のカード
Android
Android 16(API 36)
iOS
iOS 16.1 以上、Live Activity として
Web
–
提供元
プッシュ通知。SDK が OS のライブ通知 API で描画
機能
2 / 7
ネイティブのセグメント型プログレスバー
Android
Android 16、Notification.ProgressStyle
iOS
自社の ActivityKit ウィジェット
Web
–
提供元
OS の部品をラップする pushwoosh-liveupdates 6.9.0 以上
機能
3 / 7
常時表示のコンパクトなインジケーター
Android
ステータスバーのチップ
iOS
Dynamic Island、iPhone 14 Pro 以降
Web
–
提供元
ライブ通知をもとに OS が表示
機能
4 / 7
サーバー主導の開始、更新、終了
Android
対応
iOS
対応
Web
–
提供元
Messages API の OPERATION_START、OPERATION_UPDATE、OPERATION_END
機能
5 / 7
アプリからのカードの消去
Android
endLiveUpdate(id)、endAllLiveUpdates()
iOS
対応
Web
–
提供元
アプリ内の PushwooshLiveUpdates ファサード
機能
6 / 7
ライブカードのブランドスタイリング
Android
LiveUpdateProgressStyleProvider
iOS
自社のウィジェットコード
Web
–
提供元
SDK から呼び出される自社のアプリコード
機能
7 / 7
Android 15 以前
Android
–、SDK の呼び出しは何も実行されない
iOS
n/a
Web
–
提供元
同じジャーニー上の通常のプッシュ通知またはメッセージ受信箱

セキュリティとホスティング

Pushwoosh は米国とドイツにある自社ハードウェア上で稼働し、GDPR に準拠して運用されています。

ISO 27001:2022 CertifiedISO 27001 CertifiedGDPR CompliantData Privacy FrameworkHIPAA CompliantSOC 2 Type 2 CertifiedOWASP Compliant

導入の流れ

Android のビルドは一度きりの開発作業です。その後は、3 つの操作をジャーニー内の他のメッセージと同じようにコントロールパネルと API から実行します。

  1. モジュールを一度追加 (開発者)

    Android アプリに pushwoosh-liveupdates 6.9.0 以上を追加します。このモジュールは通常の通知処理より先に Live Update のプッシュを受け取り、チャネル、権限、ラージアイコン、アクションボタンを処理します。カードのブランディングは LiveUpdateProgressStyleProvider で行います。

  2. ライフサイクル全体をサーバーから制御 (API)

    OPERATION_START でカードを表示し、OPERATION_UPDATE でその場で書き換え、OPERATION_END で消去します。いずれも Messages API 経由で、1 つのアクティビティ ID がそれらを結び付けます。アプリ側でも PushwooshLiveUpdates.endLiveUpdate() で表示中のカードを閉じられ、サーバーとの通信は不要です。

  3. オーケストレーション (ノーコード)

    他のメッセージングと同じカスタマージャーニーから、同じセグメントと同じ顧客プロフィールに対して 3 つの操作を実行します。同じシナリオの iOS 側も、そのジャーニーから実行できます。

知っておきたい制限事項

この表示領域は新しく、用途も限定されています。対応範囲は以下のとおりです。

  • 対象は Android 16(API 36)以降です。それより前のバージョンでは SDK の呼び出しは何も実行されず、クラッシュもフォールバックのカードもありません。そうしたデバイス向けには、ジャーニーを通常のプッシュ通知に分岐させてください。
  • カードは Android 16 の描画部品である Notification.ProgressStyle で描かれます。そのため、リッチプッシュのテンプレートのように古いバージョンへ移植することはできません。
  • 開始、更新、終了はすべてサーバーから行います。デバイス上で表示する API はなく、アプリができるのは表示中のカードを消去することだけです。
  • Google はこの表示領域を実際のアクティビティに限定しており、プロモーション、チャットメッセージ、常時表示の情報には使えません。不適切に使うと、この領域へのアクセスを失うおそれがあります。
  • iOS は別のビルドです。iPhone では ActivityKit による Live Activities が同じ役割を担い、同じジャーニーから制御できますが、SDK の実装は別途必要です。
  • レポートでは各操作のプッシュを確認できます。カードを見ただけではペイロードに記録が残らないため、更新ごとのエンゲージメントはアプリから送り返すアプリ内イベントで計測します。

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