7月のvol.1では、Viberの追加、メール送信前チェック、セルフサーブSMSをご紹介しました。今回は、プッシュ配信を自動で最適化するジャーニー要素、Androidでのリアルタイムなアクティビティ追跡、そしてポップアップエディターでのより細かなデザイン制御についてご紹介します。
変更点は以下のとおりです 👇
マルチアームドバンディット:自動で最適化するプッシュ 🔔
マルチアームドバンディットは、カスタマージャーニーに追加された新しい要素です。単一のプッシュプリセットを使う代わりに、複数のコンテンツバリエーションを用意しておくと、どれを配信するかをシステム自身が判断します。開封状況を見ながら、実際に開かれているバリエーションへ配信をより多く振り分け、リアルタイムのデータをもとに調整を続けます。
変更点: A/B/nテストと異なり、このバンディットは統計的有意性に達するまで待たずに動き出します。最初のわずかな開封数が集まった段階で、最も開封率の高いバリエーションへの配信を優先し始め、それ以外のバリエーションへのサンプリングも続けるため、出遅れたバリエーションにもチャンスが残ります。
統計的有意性の判定や配信ロジックの調整を手動で行う必要がないため、専任のデータアナリストがいないマーケティングチームでも、施策の効果を社内で説明・報告しやすくなります。
A/B/n分岐との違いについては、こちらのA/B/n分岐をご覧ください。
Android向けLive Updates 📱
Live Updatesは、Android 16以降でリアルタイムに更新できる通知を実現する機能で、iOSのLive Activitiesに相当するAndroid版の機能です。進行状況を表示する1つの通知がロック画面、通知ドロワー、そしてステータスバーのステータスチップとして表示され続け、アクティビティの進行に応じて内容が更新されます。モバイルチームはAndroid SDK経由でこの機能を有効化できます。
配送、モビリティ、ECアプリにとって、ユーザーが最も頻繁に確認するのがこのステータス画面です。
日本市場はiOSシェアが高い一方、フードデリバリーや配車アプリなど、Androidユーザーの比率が相対的に高い業界も存在します。こうしたアプリでは、iOS側でLive Activitiesに対応済みでもAndroid側の体験が見劣りすることが課題でしたが、Live Updatesによって両OSで同水準の体験を提供できるようになります。
Webポップアップ:エディターがリニューアルし、デザイン制御がより細かく 🎨
6月のWebポップアップ提供開始に続き、エディターではポップアップの見た目をより細かくコントロールできるようになり、デザイナーとのやり取りを減らせます。
- 新しいカラーセクション — テキスト、セカンダリテキスト、画像上のテキスト(背景画像を使うレイアウト向け)を、背景色・アクセントカラーに加えて設定可能に。
- 画像コントロール — 任意の画像にFit(Natural/Cover/Contain)とぼかしを設定可能。背景画像には暗さ(Dim)も設定できます。
- 新しいレイアウトセクション — 画像の幅と位置(横並びレイアウト)、ボタンの幅(下部バー)を設定可能に。
- ページ単位のサイズ設定 — ポップアップ全体で一括ではなく、ページごとに幅と高さを設定可能に。
- テンプレートギャラリーを再編成 — 複数ページ構成の「プロダクトツアー」サンプルを新たに追加。
- ページ編集がよりスムーズに — 「+ページを追加」で、現在のページの複製または単一ページレイアウトを選択できるようになり、ページ削除時には確認が入るようになりました。
変更点: デザイナーや開発者の手を借りずに、ポップアップを自社ブランドに合わせ、複数ステップのプロダクトツアーを組み立てられるようになります。デザイナーや開発者への依頼を都度起票する必要がなくなるため、社内リソースの確保に時間がかかりがちな体制でも、マーケティングチームだけで施策のスピードを上げられます。
その他のアップデート
知っておきたい小さなアップデートが2つあります。
- 💬 WhatsAppの単発メッセージ送信 — 承認済みテンプレートを選び、配信対象を指定するだけで、WhatsAppオーディエンスに単発メッセージを届けられます。ジャーニーを組む必要はなく、既存の単発プッシュ・メール・SMSと同じ感覚で利用できます。日本国内ではLINEが主要なメッセージングチャネルであり続けますが、訪日インバウンド顧客や海外ユーザーを抱えるアプリにとって、WhatsAppは有効な補完チャネルです。詳細はこちら →
- 🔗 Webhookレスポンスマッピング — Webhookが、リクエストを送信するだけでなく、ジャーニーへデータを取り込めるようになりました。レスポンスから値を取得してユーザープロファイルに保存し、次のステップで利用できます。たとえば、外部システムに明日のフライト情報を照会し、詳細を添えてリマインダーを送るといった使い方が可能です。社内の基幹システムや在庫管理システムと連携し、取得した情報をそのままメッセージに反映させたい、といった要望にも応えられます。詳細はこちら →
新機能をぜひお試しください
ここまでご紹介した機能は、すべてすでにご利用いただけます。
Pushwooshを開いて、これらの機能を活用しましょう
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