Apple WalletやGoogle Walletの年間パスやシーズン券は、利用者がシーズン中ずっと持ち歩くカードです。名前、パスの種類、有効期間が表示され、ゲートで読み取れ、何かが変われば更新されます。テーマパークやスキー場にとっては、最高の更新リマインダーでもあります。利用者はウォレットを開くたびに、このカードを目にするからです。
Pushwooshでは、パスがプッシュ通知、メール、SMSと1つの利用者プロファイルを共有するため、テーマパークとスキー場向けのウォレットパスを1つのプラットフォームで運用できます。
シーズン券が事業の中心である理由
シーズン券はリゾートの収益を支えています。Palisades Tahoeでは、収益の90%が冬のシーズンに生まれます(競合の事例、OneSignal)。来場者が減ってもパスの収益は持ちこたえることがあります。2026会計年度に、Vail Resortsは来場者数が前年比13.4%減、リフト券の収益が3.5%減だった一方で、パスの収益は3.9%増えたと報告しました(Vail Resorts 8-K、2026年9月)。
難しいのは更新です。2026年9月18日時点で、Vailの次のシーズンのパス販売は、枚数で約12%、金額で約6%減っていました(同じ報告書)。更新しない利用者が1人いるたびに、次のシーズンの収益がそのまま失われます。
ウォレットのカードとしてのシーズン券
| パス | Appleのタイプ | Googleのタイプ | 表示内容 |
| 年間パス、シーズン券 | GenericまたはEvent Ticket | GenericまたはEvent ticket | 利用者名、パスの種類、有効期間、バーコード |
| 1日券 | Event Ticket | Event ticket | 日付、パークまたはリゾート、バーコード |
| 園内の特典 | Coupon | Offer | 飲食、グッズ、レッスンの特典、有効期限 |
年間パス、シーズン券
Appleのタイプ
GenericまたはEvent Ticket
Googleのタイプ
GenericまたはEvent ticket
表示内容
利用者名、パスの種類、有効期間、バーコード
すでにこの方法でパスを届けている事業者もあります。Hersheyparkは、来場者が確認メールから直接チケットをApple WalletまたはGoogle Walletに追加できるようにしており、2027年シーズンからすべてのシーズンパスをデジタルに移行します。Grouse Mountainは、Apple Wallet用のデジタルシーズンパスをメールのリンクで送っています(市場の事例、自社システム)。
Googleの自動更新通知を使いたい場合は、GenericではなくEvent ticketを使いましょう。GoogleでGenericパスを使う場合は、APIでの更新に独自の通知テキストを付けます。iPhoneの利用率が高い日本市場では、Apple Walletで変更メッセージを設定したフィールドが、多くの利用者への通知の役割を果たします。
シーズン中に更新するもの
パスは保存されたあとでも変更できます。システムがAPIでフィールドを更新すると、利用者のスマートフォン上のカードが書き換わります。最新に保つ価値があるフィールドは3つです。ステータス(有効、休止中、期限切れ)、シーズン延長や除外日の変更に伴う有効期間、そして新しい割引や追加されたリゾートなどの特典です。
運営情報は別物です。リフトの運行状況、コースの開放、天気、待ち時間は分単位で変わるため、プッシュ通知で送るべきものです。たとえばPalisades Tahoeは、リフトとコースのリアルタイムの状況をプッシュ通知で伝えています(競合の事例、OneSignal)。パスには、利用者自身のパスについて正しい情報だけを載せましょう。
園内での位置情報連動の特典
ゲート、ベースロッジ、メインの広場を位置情報として追加します(1枚のパスにつき最大10か所)。利用者が到着したときに、パスがロック画面に表示されることがあります。表示するタイミングはWalletが判断します。
園内での特典には、短い有効期限と適切な位置情報を設定した別のクーポンパスを発行します。フードコートの近くで表示されるランチの特典は、朝食の時間にメールで届くものより効果があります。新しい特典はアプリの利用者にプッシュ通知で知らせましょう。利用者が使うのはクーポンです。
ゴールデンウィークや夏休み、お盆、年末年始のように来場者が集中する時期は、園内の特典が最も効く時期でもあります。クーポンパスの有効期限と位置情報は、こうした繁忙期に合わせて設計しておきましょう。
更新のジャーニー
更新は期限の問題です。たとえばEpic PassのAuto-Renewは、春に返金不可の約49ドルの支払いを請求する30〜60日前にリマインドを送ります(市場の事例、Epic Pass)。
ジャーニーは、自社の更新期間に合わせて組みましょう。
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1
更新期間の締め切り60日前
更新料金と新しい内容を知らせるメールを送ります。
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2
30日前
アプリの利用者にプッシュ通知を送ります。Appleでは、変更メッセージを設定した「更新期限」フィールドを更新すると、期限がロック画面に表示されます。
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3
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4
更新済み
同じパスの有効期間を更新します。利用者の手元のカードは1枚のままです。
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5
未更新
シーズン終了後にパスを期限切れにし、利用者を呼び戻しのフローに移します。
4番目のステップは見た目以上に重要です。新しいパスを発行するのではなく既存のパスを更新すれば、利用者は二度と追加し直す必要がありません。
パスの通知は、パスに関する内容に限られます。「パスの有効期限は%@です」は問題ありませんが、グッズのセールは認められません。AppleとGoogleは、パスに関係する通知しか認めていません。
標準のパスにできないこと
タッチでリフトのゲートやパークの入口を通れるNFCパスを使っているリゾートもあり、DisneyのMagicMobileパスはパークへの入場用のNFCパスです。これらにはNFCリーダーとプラットフォームとの提携が必要です。Pushwooshが発行するのはバーコードとQRのパスで、NFCパスではありません。そのため、ゲートでの読み取りには、選んだバーコード形式に対応したリーダーが必要です。
Pushwooshで年間パスとシーズン券の更新を伸ばす
Pushwooshは、ネイティブのApple WalletとGoogle Walletのシーズン券、1日券、園内クーポンをUser IDに対して発行し、APIで更新し、同じプラットフォームからプッシュ通知、メール、SMSで更新のジャーニーを運用します。
更新率が上がるのは、早割の割引を大きくしたからではありません。パスとその期限が、シーズン中ずっと利用者の目の前にあるからです。
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よくある質問
はい。ゲートでパスのバーコードまたはQRコードを読み取れる場合は置き換えられます。NFCのタッチでの入場は別のプロジェクトです。
いいえ。運営情報は頻繁に変わります。プッシュ通知で送り、パスには利用者自身のステータスと日付を載せましょう。
ジャーニーでメールとプッシュ通知を送り、Appleでは変更メッセージを設定した「更新期限」フィールドを組み合わせます。