カスタマージャーニービルダー

サイレント期間

サイレント期間は、プッシュ・LINE・メール・SMS・WhatsApp・アプリ内メッセージなど、すべてのチャネルの配信をジャーニーの中で止める設定です。判定基準は購読者ごとの端末タイムゾーンなので、日本時間の日中でも、海外のユーザーには深夜ということが日常的に起こります。チャネルごとにオン/オフを切り替え、曜日ごとに上書きし、時間帯に重なったメッセージの扱いも選べます。

カスタマージャーニーの設定パネルでプッシュ通知のサイレント期間をオンにし、23:00から08:00までのウィンドウと「サイレント期間終了後に送信」の動作を設定した画面

深夜のプッシュを、誰も望んでいない

深夜のプッシュ通知を喜ぶ購読者はいません。そして、それを送った企業が失うものは簡単には取り戻せません — 通知を許可し続けてもらう権利そのものです。

自動化されたジャーニーは、世界のどこで何時かを知りません。トリガー条件が満たされた瞬間に、リマインダーも再購入の後押しもトライアル終了の警告も送信されます。海外にもプレイヤーベースを持つ日本のモバイルゲームパブリッシャーであれば、東京が昼でも、サンパウロやロサンゼルスのユーザーには深夜ということが日常的に起こります。サイレント期間は、ジャーニーに「まず時計を見る」という一手間を組み込む設定です。

チャネルごとに一度設定するだけの静音時間帯

サイレント期間は、コンバージョン目標と同じジャーニーの設定パネルにある項目で、キャンバスにドラッグする要素ではありません。プッシュ・メール・SMS・WhatsApp・アプリ内メッセージ、そして日本のユーザー接点の中核である LINE のそれぞれに、23:00〜08:00 のような独自の時間帯を個別にオン/オフできます。時間帯は自社の営業時間ではなく購読者本人の端末タイムゾーンで判定され、任意の曜日を通常の時間帯の代わりに終日停止へ切り替えることもできます。

設定項目内容デフォルト
チャネルプッシュ、メール、SMS、WhatsApp、アプリ内メッセージ、LINE をそれぞれ個別に設定オフ
毎日の時間帯開始・終了時刻。購読者の端末タイムゾーンで判定22:00〜08:00
曜日別の上書き曜日ごとに、通常の時間帯か終日停止かを選択毎日、通常の時間帯
停止時メッセージの扱い時間帯終了後に送信、スキップして続行、ステップごと保留のいずれかサイレント期間終了後に送信
設定項目
1 / 4
チャネル
内容
プッシュ、メール、SMS、WhatsApp、アプリ内メッセージ、LINE をそれぞれ個別に設定
デフォルト
オフ
設定項目
2 / 4
毎日の時間帯
内容
開始・終了時刻。購読者の端末タイムゾーンで判定
デフォルト
22:00〜08:00
設定項目
3 / 4
曜日別の上書き
内容
曜日ごとに、通常の時間帯か終日停止かを選択
デフォルト
毎日、通常の時間帯
設定項目
4 / 4
停止時メッセージの扱い
内容
時間帯終了後に送信、スキップして続行、ステップごと保留のいずれか
デフォルト
サイレント期間終了後に送信

国内外のジャーニービルダーを確認した中で、チャネルごとの粒度、曜日別の上書き、止まったメッセージの3通りの扱いをこの形で兼ね備えた製品はほかに見当たりませんでした。メッセージだけでなく、ジャーニーのステップ全体を丸ごと保留できる選択肢を含めてです。

止まったメッセージを扱う3つの方法

「サイレント期間終了後に送信」はメッセージを保留し、時間帯が終わった瞬間に送信します。「メッセージをスキップしてジャーニーを続行」はそのメッセージを完全に破棄し、時間帯に関わらずユーザーを次のステップへ進めます。3つ目の「メッセージをスキップしてサイレント期間終了まで待機」は、メッセージだけでなくステップ全体を保留するため、後続の処理が順序を乱して発火することもありません。

グローバルなジャーニーを安全に稼働させ続けるもの

カスタマージャーニービルダー のシーケンスは、ユーザーデータがそう示した瞬間に、昼夜を問わず発火します。ユーザーベースが複数のタイムゾーンにまたがっていれば、常にどこかで誰かが眠っています。時間で配信を止める仕組みがなければ、せっかく組み上げたジャーニーが、購読者にプッシュ通知そのものをオフにされる原因になりかねません — 受信箱で待たせず直接割り込む、唯一のチャネルだからです。サイレント期間があれば、ジャーニーをすべてのタイムゾーンで無人稼働させながら、そこまで積み上げた配信許可を賭けに出さずに済みます。SOC 2 Type 2 と ISO 27001:2022 の認証を取得した基盤の上で動くため、情シス審査で求められる第三者認証やデータ所在地の説明にもそのままお使いいただけます。

使い方

設定はすべてノーコードで、コンバージョン目標と同じ設定パネルから行います。判定を正しく行うには、その購読者について Pushwoosh がすでに把握している端末タイムゾーンが必要です。

  1. ジャーニーの設定パネルを開く

    必要なチャネルごとにサイレント期間をオンにします:プッシュ、メール、SMS、WhatsApp、アプリ内メッセージ、LINE。

  2. 毎日の時間帯を設定する

    チャネルごとに開始・終了時刻を選び、必要な曜日があれば終日停止に切り替えます。

  3. 停止したメッセージの扱いを選ぶ

    時間帯終了後に送信するか、スキップしてユーザーを進めるか、スキップしてステップごと時間帯終了まで保留するかを選びます。

ジャーニーの他要素と共存する設計

サイレント期間は、キャンバス上ですでに管理しているタイミング制御を置き換えるものではありません。Time Delay は設定した期間や日付までユーザーを保持する要素のままで、サイレント期間はそれとは別に、何がトリガーだったかに関わらず、間違った時間帯には何も届かないようにするだけです。コンバージョン目標 は、保護しているシーケンスが実際にコンバージョンしたかどうかを教えてくれます。サイレント期間は、その間シーケンスが自分自身の足を引っ張らないようにする役割です。

Time Delay と混同しないでください。あちらは時計とは無関係の理由でユーザーを一時停止します — 固定期間や、保存された日付です。サイレント期間が気にするのは、その人が今どこで何時を過ごしているか、それだけです。

覚えておきたいこと

ジャーニー全体にかかる設定です。知っておきたい注意点がいくつかあります。

  • 設定パネルのプロパティであり、キャンバス上の要素ではありません。1つの設定がジャーニー全体に適用され、個々のメッセージ単位ではありません。
  • 動作の選択は設定全体に適用されます。1つのサイレント期間設定の中でメッセージごとに動作を変えることはできません。
  • 時間帯は購読者の端末タイムゾーンで判定されます。タイムゾーンが未登録の購読者に対する挙動はここでは明文化されていません。特定のフォールバック動作を前提にする前に、サポートへご確認ください。
  • サイレント期間中にメッセージが発火予定で、同じユーザーが Time Delay や Wait for Trigger でも保持されている場合、優先順位は明文化されていません。特定の組み合わせを前提に設計する前に、ドキュメントをご確認ください。

購読者の「今何時か」を推測するのをやめる

他の設定と同じ設定パネルから、一度オンにするだけです。ジャーニーの残りの部分は、設計した通りに動き続けます。

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Cancel Events

配信停止やプッシュ通知のオプトアウトなど、ユーザーを即座にジャーニーから除外し保留中のメッセージをキャンセルするイベントを指定します。この離脱はコンバージョンとしてカウントされません。

カスタマージャーニービルダー

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コンバージョン目標

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