統合顧客プロフィール

正確で再利用可能なオーディエンスのための高度なセグメンテーション

タグ・イベント・プラットフォームデータを、入れ子になったAND・OR・除外ロジックで組み合わせます。一度名前付きセグメントとして保存すれば、あらゆるチャネル・Condition split・Journeyからターゲティングできます。

ANDとORの演算子で結ばれた入れ子の条件グループを表示するControl Panelのセグメントビルダー

オーディエンスは、たった一つの事実で決まることはほぼない

「高額購入者」は単体では便利なタグですが、本当に必要なオーディエンスは「2週間アプリを開いておらず、メールアドレスが登録済みの高額購入者」です。これは3つの事実であり、セグメントはその3つを同時に保持できて初めて意味を持ちます。

このロジックを配信のたびに手作業で組み立てるやり方は、ターゲティングが静かに「一度でも購入したことがある全員」へと縮小していく典型的な経路です。高度なセグメンテーションは、知っている条件を一度だけ組み合わせ、名前を付け、任意のチャネルやJourneyからその結果を指定できるようにする仕組みです。

できること

セグメントは、タグ・イベント・地域・プラットフォーム、さらには他のセグメントまでを、AND・OR・除外で結んだ条件のツリーです。どの分岐も別の分岐の中に入れ子にできるため、ロジックはフラットなリストではなく、オーディエンスが必要とする深さまで「(AかつB) または (CかつDでない)」を表現できます。保存済みのセグメントはそれ自体が別のセグメントの条件になれるため、一度作ったセグメンテーションロジックは作り直さずに再利用されます。

モードサイズの算出方法更新
標準キャッシュされた推定値手動(セグメントサイズを更新)
High-Speed Delivery(オプトイン)事前コンパイル済みメンバーリスト10分ごと
モード
1 / 2
標準
サイズの算出方法
キャッシュされた推定値
更新
手動(セグメントサイズを更新)
モード
2 / 2
High-Speed Delivery(オプトイン)
サイズの算出方法
事前コンパイル済みメンバーリスト
更新
10分ごと

「14日間Xをしていない」は「Xをした」とまったく同じ仕組みで動きます — イベントカウント条件をゼロに設定しているだけです。そしてセグメント同士は互いを参照できるため、iOSセグメントとAndroidセグメントを組み合わせたり、既存の掘り起こしセグメントの上に行動ベースの除外を重ねたりする作業も、ツリー全体を作り直さず条件を一つ追加するだけで完結します。

セグメントは他のセグメントを参照できる

保存済みセグメントを別のセグメントに条件として組み込めば、プラットフォーム分岐、行動ベースの除外、RFMランクといった定義を一箇所で一度だけ行い、それを参照するすべてのセグメントが自動的に同期された状態を保ちます。

セグメントデータは、名前のあるインフラの上で完結

セグメントが読み取るタグ・イベント・プラットフォームデータは、プラットフォームの他機能と同じインフラ、Pushwoosh自社の米国・EUのハードウェア上で、GDPRに準拠して処理されます。PushwooshはSOC 2 Type 2認証とISO 27001:2022を取得済みで、情シス審査で求められる第三者認証やデータ所在地の確認にもそのままお使いいただけます。詳細はデータセーフティページをご覧ください。

ISO 27001:2022 CertifiedISO 27001 CertifiedGDPR CompliantData Privacy FrameworkHIPAA CompliantSOC 2 Type 2 CertifiedOWASP Compliant

統合顧客プロフィールとつながる理由

タグとイベントは、それらを組み合わせて意思決定に変える仕組みがあって初めて価値を発揮します。高度なセグメンテーションは、「50ドル以上の購入」「2週間アプリ未起動」「メールアドレス登録済み」という事実を、統合顧客プロフィール上に散らばったまま誰も組み合わせて活用しない3つの情報ではなく、実際にアプローチ可能な一つのオーディエンスへと変換するレイヤーです。

使い方

  1. セグメントを開き、条件を追加する

    Audience → Segmentsで、タグ・イベント・地域・プラットフォーム・他の保存済みセグメントから条件を組み立てます。

  2. 条件を組み合わせる

    AND・OR・除外で条件を結び、オーディエンスが必要とする深さまでグループを入れ子にします。

  3. 保存して再利用する

    保存したセグメントを、任意のチャネル・Condition splitの分岐・Journeyの入場条件に指定します。

3つのステップはすべてノーコードで、Control Panel上で完結します。何を組み立てられるかは、すでに記録済みのタグとイベントに依存するため、先にそれらが存在している必要があります。

タグ・イベントと並んで機能するように設計

セグメントが単独で存在することはほとんどありません。タグは今その人について真である事実を保持し、イベントは直前に起きた行動を保持し、セグメントはその両方を組み合わせる場所です。3つのタグから作ったRFMランクを、直近の非アクティブを示すイベント条件とANDで結び、そのままCondition splitの分岐やJourneyの入場条件へ送り込みます。RFMセグメンテーションは、こうしたセグメントがANDで組み合わせるタグを最も頻繁に供給するスコアリングレイヤーです。

プラットフォーム全体を支えるように設計

タグとイベントは事実を提供します。セグメントはそれらを一つのオーディエンスに組み合わせます。Condition splitとJourneyの入場は、そのセグメントを読み取って誰を入れるかを決めます。

うまく機能しているかを確認する方法

各セグメントは、必要なときに更新できる推定サイズを表示します。セグメントを削除する前に、現在それを参照しているキャンペーンとJourneyを製品側で確認し、警告を表示します。古いセグメントの整理が、稼働中の何かを気づかぬうちに停止させることはありません。

留意しておきたいこと

セグメントを前提に構築する前に確認しておきたい点です。

  • 条件数や入れ子の深さに公開された上限はありません。深いツリーも実際には動作しますが、文書化された保証はありません。
  • セグメントサイズはオンデマンドの推定値であり、構築中にリアルタイムで表示されるカウンターではありません。現在の数値を見るには手動で更新してください。
  • High-Speed Deliveryは10分間隔で更新される別途オプトインのモードであり、すべてのセグメントの既定値ではありません。
  • 他の場所で使われているセグメントを削除すると、それを参照するキャンペーンとJourneyが一時停止します。

知っていることを、狙い通りのオーディエンスに変える

タグとイベントは事実です。セグメントは、その複数の事実を狙い通りの正確なオーディエンスに変えるものです。

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タグ

テキスト、数値、日付、通貨、アプリバージョンをデバイスやユーザーに紐づけ、セグメント作成・ジャーニー分岐・メッセージのパーソナライズに活用できます。

イベント

顧客が今しがた何をしたかを、タイムスタンプ付きの型指定イベントとして記録します。属性は最大100個、保持期間はイベント種別ごとに設定可能で、ジャーニーとセグメントにそのまま活用できます。

Condition split|既存データで即時分岐するジャーニー要素

セグメント・タグ・イベント属性など、すでにプロフィールにあるデータで最大10分岐に振り分け。待機なしの即時評価で、必ず「All other users」分岐に着地します。

RFM セグメンテーション

最終購入日、購入頻度、購入金額で全ユーザーをスコアリング。標準的な 10 の RFM セグメントを、そのまま配信に使えるタグとオーディエンスとして取得できます。

ジオターゲティングとジオゾーン

実在の場所にジオフェンスを設定し、端末がその範囲に入った瞬間にメッセージを配信。単体のプッシュ通知としても、カスタマージャーニーのリアルタイムなエントリーポイントとしても使えます。

セグメントのエクスポート

PushwooshのセグメントをCSVでエクスポート。リスト・タグ・イベント・SMS連絡先の一括インポート、自社データウェアハウスやGA4オーディエンスからのセグメント作成にも対応。