Audience-based entry と Entry schedule

日時の設定は一度だけ。オーディエンスは自動で更新

作成済みのセグメントに対して、行動イベントではなく日時でジャーニーを開始します。1 回だけ、選んだ日付ごと、または終了日のない定期的な間隔で実行できます。定期実行のたびにセグメントが新たに再計算されるため、新しい購読者が、次のキャンペーンを手作業で作り直すまで待たされることはありません。

カスタマージャーニーのキャンバス。Audience-based entry 要素の Entry schedule が Recurring entry、Periodically、毎週月曜日の 1 週間ごとに設定されている

80,000 社以上の企業に信頼され、エンゲージメントの拡大を支えています

機能の全体像

すべてのジャーニーが、ユーザーの行動を待つべきとは限りません。週刊ダイジェストに必要なのはトリガーではなく曜日です。更新のリマインダーは行動に反応するのではなく、請求日に送られます。Audience-based entry 要素の設定である Entry schedule は、まさにそうした日時にもとづいて、作成済みのセグメントに対してジャーニーを開始します。

Immediately(即時)

ジャーニーを有効化した瞬間に、セグメント内のすべての購読者がエントリーします。日付もタイムゾーンの計算も不要な、最も速い 1 回限りの開始方法です。

Schedule for a specific day(指定日)

将来の日時を 1 つ選びます。指定したタイムゾーンで、設定した時刻にセグメントが 1 回だけエントリーします。

On specific dates(複数の指定日)

今四半期のセール日や予定しているウェビナーの日など、カレンダーの日付を複数選ぶと、同じフローがそれぞれの日に再実行されます。

Periodically(定期的)

1 日ごと、毎週月曜日の 1 週間ごとなど、終了日のない間隔を設定すると、停止するまでジャーニーが繰り返し実行されます。終了日を計画する必要はありません。

設定できる項目

設定項目動作設定場所
One-time entry:Immediately または Schedule for a specific dayセグメントをジャーニーに 1 回だけ流すAudience-based entry 要素の Entry schedule
Recurring entry:On specific dates または Periodically予定した日付や間隔ごとに、同じセグメントに対して同じフローを再開するEntry schedule の Recurring entry モード
購読者の端末のタイムゾーンとフォールバック購読者それぞれのタイムゾーンで設定時刻に実行する。タイムゾーンの情報がない購読者にはフォールバックが適用されるタイムゾーンのオプション、編集可能なフォールバック値
特定のタイムゾーン所在地にかかわらず、すべての購読者に同じ時刻に実行するタイムゾーンのオプション、固定のドロップダウン値
設定項目
1 / 4
One-time entry:Immediately または Schedule for a specific day
動作
セグメントをジャーニーに 1 回だけ流す
設定場所
Audience-based entry 要素の Entry schedule
設定項目
2 / 4
Recurring entry:On specific dates または Periodically
動作
予定した日付や間隔ごとに、同じセグメントに対して同じフローを再開する
設定場所
Entry schedule の Recurring entry モード
設定項目
3 / 4
購読者の端末のタイムゾーンとフォールバック
動作
購読者それぞれのタイムゾーンで設定時刻に実行する。タイムゾーンの情報がない購読者にはフォールバックが適用される
設定場所
タイムゾーンのオプション、編集可能なフォールバック値
設定項目
4 / 4
特定のタイムゾーン
動作
所在地にかかわらず、すべての購読者に同じ時刻に実行する
設定場所
タイムゾーンのオプション、固定のドロップダウン値

実行のたびにセグメントを自動で確認

定期実行の前に毎回更新

Recurring entry は初回のセグメントをキャッシュしません。予定された実行の前に毎回、Pushwoosh がその時点で条件を満たすユーザーを再計算します。前回の実行後にセグメントに加わった購読者は、次の実行で自動的にエントリーします。

タイミングを逃しても、購読者は取りこぼさない

ある実行で購読者の予定エントリー時刻がすでに過ぎていた場合でも、その購読者は次の予定日や間隔で拾われます。永久にスキップされることはありません。

ジャーニーの中で果たす役割

日時の設定は 1 つ、後続のすべてのチャネルに適用

Entry schedule はメッセージそのものではなく Audience-based entry 要素に設定されるため、キャンバス上でその後に続くものすべてを制御します。メールダイジェスト、プッシュ通知のリマインダー、SMS、あるいは同じカスタマージャーニー内のその 3 つすべてです。配信間隔を一度設定すれば、後続のすべてのチャネルブロックに引き継がれます。

毎週月曜日の同じリマインダーを、手作業での作り直しなしで

フィットネスアプリが Entry schedule を Periodically、毎週月曜日の午前 9 時、購読者の端末のタイムゾーンに設定したとします。毎週月曜日に Pushwoosh がセグメントを再計算し、火曜日に登録した購読者も含め、その週に条件を満たすユーザーに同じリマインダーを送ります。配信を続けるために、誰かがジャーニーに再び手を加える必要はありません。

活用シーン

予約配信と定期配信のエントリーが効果を発揮するのは、その場の行動に左右される事業よりも、ダイジェスト、請求サイクル、季節といった実際のカレンダーで動く事業です。

業界ユースケース適している理由
メディア、ニュース、動画配信Periodically(毎日、毎週)で、現在の購読者セグメントに編集部のダイジェストを配信1 回のクリックへの反応より、ダイジェストの確実性が重要
クリエイターアプリとサブスクアプリPeriodically(毎週、毎月)で、コンテンツダイジェストと更新や支払いのリマインダーを配信継続課金はカレンダーで動き、更新されたセグメントが新しい購読者を自動で拾う
フィンテックと銀行Periodically(毎月)で、現在の顧客セグメントに明細の発行や請求の支払いのリマインダーを配信請求サイクルは行動ではなくカレンダーに依存する
保険契約応当日に Schedule for a specific day で更新のリマインダーを配信更新日は金融分野で最大のカレンダー型ユースケース
航空会社予約日をもとに Schedule for a specific day で搭乗前のリマインダー一式を配信旅行日は事前にわかっており、行動ではなく日時の問題
EC とマーケットプレイスOn specific dates で、初売り、お中元、お歳暮など四半期分のセール日程をまとめて登録セールごとに手作業で作らず、一度ですべての販促を設定できる
業界
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メディア、ニュース、動画配信
ユースケース
Periodically(毎日、毎週)で、現在の購読者セグメントに編集部のダイジェストを配信
適している理由
1 回のクリックへの反応より、ダイジェストの確実性が重要
業界
2 / 6
クリエイターアプリとサブスクアプリ
ユースケース
Periodically(毎週、毎月)で、コンテンツダイジェストと更新や支払いのリマインダーを配信
適している理由
継続課金はカレンダーで動き、更新されたセグメントが新しい購読者を自動で拾う
業界
3 / 6
フィンテックと銀行
ユースケース
Periodically(毎月)で、現在の顧客セグメントに明細の発行や請求の支払いのリマインダーを配信
適している理由
請求サイクルは行動ではなくカレンダーに依存する
業界
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保険
ユースケース
契約応当日に Schedule for a specific day で更新のリマインダーを配信
適している理由
更新日は金融分野で最大のカレンダー型ユースケース
業界
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航空会社
ユースケース
予約日をもとに Schedule for a specific day で搭乗前のリマインダー一式を配信
適している理由
旅行日は事前にわかっており、行動ではなく日時の問題
業界
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EC とマーケットプレイス
ユースケース
On specific dates で、初売り、お中元、お歳暮など四半期分のセール日程をまとめて登録
適している理由
セールごとに手作業で作らず、一度ですべての販促を設定できる
週刊ダイジェストはどのツールでも送れます。大切なのは、手作業で作り直さないこと

Entry schedule と Recurring entry が、カスタマージャーニービルダーの他の機能とどう組み合わさるかをご覧ください。

デモを予約

単発の予約配信機能とは別物です

Pushwoosh には、ジャーニービルダーとは完全に別の、よりシンプルな予約配信機能もあります。Campaigns → One-time messages → One-time push / one-time email です。1 回の送信に対して日付、時刻、タイムゾーンを選ぶだけで、ジャーニーも、セグメントの更新も、繰り返しもありません。

Audience-based entry(このページ)Campaigns の単発予約配信
場所カスタマージャーニービルダーのキャンバスCampaigns → One-time messages
繰り返しあり(On specific dates または Periodically)なし(1 回だけの予約送信)
繰り返し実行時のセグメント実行前に毎回新たに再計算該当なし(実行は 1 回のみ)
送信待ちの配信の編集ジャーニー自体で編集して再開コンテンツとオーディエンスのみ。送信時刻は固定で、変更するにはキャンセルして作り直す
1 / 4
場所
Audience-based entry(このページ)
カスタマージャーニービルダーのキャンバス
Campaigns の単発予約配信
Campaigns → One-time messages
2 / 4
繰り返し
Audience-based entry(このページ)
あり(On specific dates または Periodically)
Campaigns の単発予約配信
なし(1 回だけの予約送信)
3 / 4
繰り返し実行時のセグメント
Audience-based entry(このページ)
実行前に毎回新たに再計算
Campaigns の単発予約配信
該当なし(実行は 1 回のみ)
4 / 4
送信待ちの配信の編集
Audience-based entry(このページ)
ジャーニー自体で編集して再開
Campaigns の単発予約配信
コンテンツとオーディエンスのみ。送信時刻は固定で、変更するにはキャンセルして作り直す

後からセグメントを再計算する必要のない本当の単発配信なら、この単発予約配信機能が適しています。その場合、ジャーニービルダーの Audience-based entry は大がかりすぎます。キャンペーンを繰り返す必要がある場合や、より長いフローの 1 ステップとして使う場合に、Entry schedule を選んでください。

設定する価値がないケース

  • 本当のイベントへの反応:代わりにイベントベースのトリガーを使いましょう。日時では、ユーザーが今行ったことに反応できません。
  • 実行中のジャーニー内の 2 つのステップの間の待機:それは Entry schedule ではなく Time Delay の役割です。
  • 将来のセグメント再計算を予定していない 1 回の一斉配信:Campaigns の単発予約配信のほうが、少ない設定で済みます。
  • CSV インポートで作成したセグメント:リストは静的なため、実行の合間に定期エントリーで新たに拾う対象がありません。
  • 秒単位で保証された送信時刻:Pushwoosh を含め、予約から実行までの精度について数値の SLA を公表しているベンダーはありません。「予定どおり」は設定であり、ストップウォッチの約束ではありません。

セキュリティとホスティング

Pushwoosh は米国とドイツにある自社ハードウェア上で稼働し、GDPR に準拠して運用されています。

ISO 27001:2022 CertifiedISO 27001 CertifiedGDPR CompliantData Privacy FrameworkHIPAA CompliantSOC 2 Type 2 CertifiedOWASP Compliant

導入の流れ

  1. オーディエンスを選ぶ (ノーコード)

    Audience-based entry 要素をキャンバスにドラッグし、作成済みのセグメントを選ぶか、その場で作成します。

  2. 日時を設定

    Entry schedule を開き、One-time entry(Immediately または Schedule for a specific day)か Recurring entry(On specific dates または Periodically)を選んで、時刻とタイムゾーンを設定します。

  3. フローを一度だけ作る (ノーコード)

    エントリー要素の後に、メッセージブロック、待機、分岐を追加します。後続のすべてのチャネルが同じスケジュールを引き継ぐため、チャネルごとにタイミングを設定し直す必要はありません。

  4. 開始して、そのまま実行

    定期スケジュールでは、Pushwoosh が実行のたびに自動でセグメントを再計算します。配信を続けるために何かを作り直す必要はありません。

知っておきたい制限事項

イベント駆動ではなく、日時駆動のエントリーポイントです。対応範囲は以下のとおりです。

  • Recurring entry は Audience-based entry でのみ利用できます。Trigger-based entry と API-based entry には繰り返しモードがありません。リアルタイムの反応と定期的な配信の両方が必要なジャーニーには、2 つのエントリーポイントか 2 つのジャーニーが必要です。
  • 予約から実行までの精度について、公表された SLA はありません。「午前 9 時に予約」は設定であり、秒単位の保証ではありません。
  • 基本の送信インフラを除き、スケジュール固有の送信レートやスロットリングの制御はドキュメント化されていません。
  • 前回の実行からすでにジャーニー内にいる購読者は、次の定期実行で再びエントリーしません。再計算は新たに条件を満たした購読者を追加するもので、進行中の購読者を重複させることはありません。
  • 実行中の定期キャンペーンの元になっているセグメントを削除した場合の動作はドキュメント化されていません。稼働中のジャーニーが依存するセグメントを削除する前に、サポートにご確認ください。
  • イベントベースのセグメントでは、Existing + new users と New users only のエントリーモードを使えません。この制限は Audience-based entry 自体から引き継がれています。
  • CSV インポートのセグメントは静的なため、定期エントリーでも実行の合間に新しいユーザーは追加されません。
  • RFM セグメントは自動では更新されません。RFM セグメントをもとにしたジャーニーでは、予定された各実行の前に Audience > RFM Segmentation で再計算してください。

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